俺は引きこもり生活を続けていたが、小説で有名な賞を獲った。そのことで久しぶりに兄から連絡が来た。「お前なんか家の汚点だから早く出てけ」と言われ、無理やり家を追い出された過去を思い出す。兄は俺が成功した途端に、サインを求めるなど擦り寄ってきた。「金を家に入れろ」とまで言ってくるが、俺は断った。兄の婚約が決まっていることを知り、俺は彼の婚約者と職場に、兄が過去にしてきたことを書いた小説を送った。結果、兄の婚約は破談となり、職場でも孤立。俺の両親も真実を知り、兄を実家から追い出した。これぞ因果応報、兄は自分の行いの報いを受けることになったのだ。