「ねえ、今度の土曜日って何してる？」「急にどうしたの？」「ちょっとお願いがあるの。リアが暇してるから遊んであげてくれない？」「なんで私が？」「旦那に頼むのもいいけど、正直頼りないのよね。私は友達と旅行に行くから」「旅行ね…子連れじゃ無理だし、旦那さんに頼みなさいよ」「別にやましいことはないけど、やっぱり子連れじゃ楽しめないわ」数日後、私は不安な気持ちで過ごしていた。ママ友の公美子から連絡があったのだ。「ねえ、今どこにいると思う？実はあなたの旦那様と一緒なの。これで私も社長夫人ね。離婚してくれる？」私はそのメッセージに苛立ちながらも冷静に返事をした。その後で..…