ギリシャ在住のバリアさんは、アテネ郊外を車で走行中、一匹の野良犬が必死に自分の車を追いかけてくることに気づきます。動物保護活動をしているバリアさんは、ギリシャで多くの犬が飼い主に見捨てられ、厳しい環境に置かれている現状を知っていました。彼女は子犬の安全を確保するため車を止め、子犬に近づきます。子犬は警戒しながらも、バリアさんに助けを求めるように鳴き声を上げます。バリアさんは時間をかけて子犬の信頼を得て保護し、動物病院で健康状態を確認。その後、子犬にバンディットと名付け、里親が見つかるまで一緒に暮らすことを決意します。