我が家の愛犬、柴犬の太郎は、妙な性格をしています。特にその特徴的な行動である「妹を褒められると自分まで耳が後ろになる」という状態。まるで自分が褒められているかのように、満足そうに耳を後ろに折りたたんでしまうのです。その表情は、まるで他人事ではなく自分に関連することに対する幸せを感じているかのよう。太郎自身が身を持って、その「物事を誇りに思う」という感情を表してくれているというのが、本当に微笑ましいのです。
家族が一同に集まるとき、妹が褒められた瞬間、その場にいる太郎の反応は予測がつきます。たとえば、「妹ちゃん、絵が上手ね。」と言われると、太郎の耳はすぐに後ろに倒れ、その優雅な様子は太郎自身がほめられたかのよう。そしてその幸せそうな笑みを浮かべつつ、ゆったりと一息つく。その振る舞いはまるで、自身が賞賛を受けてハッピーな気分になったかのよう。人間でもないのに、妹の喜びを共有し、その喜びを自分のものとして感じられるという感性は何とも不思議です。そしてそれが、柴犬の太郎の魅力でもあります。