愛犬の好き嫌いは様々で、ある愛犬はお風呂を嬉々として楽しむ一方、一部の愛犬はお風呂に入るのを嫌がることがあります。特に柴犬は、犬種特有の警戒心の強さからお風呂時間に抵抗する傾向にあります。はずみで浴槽に飛び込んでしまった時の濡れたままの姿や、湯船から逃げ出そうとする落ち着かなさは、まさに喜びよりも不機嫌さを感じさせる行動と言えます。 その表情や行動から、柴犬が強制的にお風呂に入れられて嬉しいと感じているわけではないと読み取れます。しかし、ドッグケアのためには定期的なお風呂が欠かせません。元より警戒心が強い柴犬への対応には根気と絶妙なタイミングが求められます。スムーズな入浴には柴犬が安心できる環境作りや気配りも必要になってきます。そして何よりも、愛犬自身が自分のケアに対する理解を深めて嬉しそうな態度を見せてくれることを望むばかりです。