里帰り出産を終え、家族で自宅に戻ろうとしていたある女性。しかし、5歳の息子は生まれたばかりの妹を「連れて帰ってはいけない」と頑なに拒否します。当初は幼い子どものわがままと聞き流していた母親でしたが、息子の強い拒否反応と、その後に続く「妹はここに置いていかないとママが死んじゃう」という一言に、ただならぬものを感じ始めます。 一体なぜ息子は妹を拒否するのか？そして、息子が予言する「ママの死」とは？  この家族に隠された秘密と、不思議な力を持つ息子の存在が、物語を予想外の展開へと導きます。